『 越後の隠れ名山、飯士山と三国山 』

舞子スノーリゾートを懐に抱く飯士山。

最近、受験生の長男が、これまた受験生の友人たちと

トレッキングに出かけること、しばしば…。

勉強、大丈夫?と言いたい気持ちを抑えて

「行ってらっしゃーい!クマに気を付けて‼」

と声を掛けて送り出します。

彼らが小さかった頃からずーっと見守ってくれたり

スキーで楽しませてもらったり。

それぞれが自分の道を歩みだした時、

友達の笑顔&飯士山と一緒に

ふるさとを思い出すんだろうなぁ。

教育ママになれない自分を反省しつつ、かけがえのない時間を大切にしてほしい、と思う親心なのでした。

 

 

次にご紹介するのは群馬県との境にある『三国山』。

かれこれひと月ほど前になるので、今時期に山に入れば紅葉真っ盛り~間もなく終盤、くらいかな。

 

雨の多かった初秋の奇跡的な晴れ間に

思い立ったが吉日、登山を楽しんできました。

〈初級者向け〉と書いてあったネットの案内を鵜呑みにして

気軽な気持ちで4歳児も連れて行ったものの・・・。

短時間コースながら、なかなか歩き応えのある山でした。

途中で行き会った登山者の方々、

「えっ?この子、自分で登ってきたの?」と驚き顔。

励ましのお言葉を頂いたり、おやつを頂いたりして

満喫していました♪

国道17号線ができるずっとずっと前、この道は江戸と越後をつなぐ大切な街道でした。

誰もが知っているところでは、松尾芭蕉さんや上杉謙信さん、与謝野晶子さんetc…歴史に名を遺した偉人たちがこの峠を越えたとか。何を思ってこの同じ景色を眺めたんだろう、などと想像は膨らむばかり。

私が物思いにふける足元で、リュックに忍ばせていたミニカーで遊びだす4歳児。どこから来る、その体力…?